登録する学術成果の論題、著者、キーワードなどのメタデータをデータベース化し、それらの項目で検索できるようにします。
またメタデータは外部のサイトにも提供され、Googleなどのサーチエンジンおよび国立情報学研究所のIRDB(https://irdb.nii.ac.jp/)やOAIster(http://oaister.worldcat.org/)などのリポジトリ一括検索サイトで検索できるようになります。
学術機関リポジトリ構築連携支援事業(国立情報学研究所)の「機関リポジトリ一覧」をご覧ください。
本学に在籍するまたは在籍したことのある教職員および大学院生等がコンテンツを登録できます。
学術的・教育的資料を登録することができます。具体例を挙げれば、論文、会議発表資料、図書および図書の章、教材などになります。
「コンテンツ登録」をご覧ください。
ファイルの形式は問いません(Word, PDF, Excel, など)。PDFに変換できるファイルについては図書館でPDF化してから公開します。紙原稿しかお手元にない場合は紙原稿をお送りください。スキャンしてPDF化します。
複数のファイルのまま送っていただいて結構です。図書館で1つのPDFファイルにまとめます。ただし、出版者のようにきれいにレイアウトすることはできませんので、ご了承ください。
義務ではありませんが、論文などをより多くの人に読んでもらえるようにするためにも登録をおすすめします。
コンテンツの著作権は図書館に譲渡しなければならないのですか?
著作権は引き続き著作権者(著者や出版者)が保持します。著作権の移動はありません。
共著者の同意を得た上でコンテンツを提供してください。方法は問いません(文書、メール、口頭など)。図書館ではコンテンツをご提供いただいた段階で共著者の同意が得られているものと判断いたします。
出版者が認めていれば掲載できます。多くの出版者は、著者が所属機関のWebサイトに論文を掲載することを認めています。ただし、掲載できるのは電子ジャーナルのファイルではなく、「著者最終稿」である場合が一般的です。英国の SHERPA/RoMEO や、日本の Society Copyright Policies in Japan というサイトでは各出版者の掲載条件等の情報を提供しています。また、以下に出版者が示している掲載条件の例を挙げます。
論文がアクセプトされた時点での著者作成原稿のことです(下図A)。多くの出版者はこの原稿のリポジトリ掲載を認めています。
これに対し、電子ジャーナルのファイルや別刷は出版者版(下図B)にあたります。
電子ジャーナルのファイルや別刷りは出版者版にあたります。出版者版のリポジトリ掲載が認めてられているケースはあまり多くはないよいうです。また、出版者が作成したproof等のファイルもリポジトリに掲載できないことが一般的だと思われます。
その一方、著者が APC: Article Processing Charge を支払うことで無料公開とした論文、いわゆるゴールドオープンアクセス論文の場合、電子ジャーナルのファイルが利用可能です。PLoS One や Scientific Reports 掲載の論文はこれに該当します。
お調べしますので、論題、掲載誌名、巻号、ページ等をお知らせください。出版者のWebサイトや Copyright Transfer Agreement 等でリポジトリ掲載条件を確認します。
福島県立医科大学附属学術情報センター